CASE STUDIES

京都国際学園

京都国際学園の事例

「違い」を力に。“多様性”を受けいれる評価の実現

本校は、「真の国際人育成」を目ざす、韓国と日本の両国か
ら認められた国際学校です。教員と生徒は多様な国籍・文化・
背景を持つため、日本語・韓国語・英語を使います。クラブ活
動も盛んで、2024年夏には、硬式野球部が甲子園で優勝。
学力だけでなく、人間力を育む指導を実践しています。
多言語・多文化があたりまえの本校では、その「違い」を受け
いれ、むしろ強みに変える
ことで、個別に最適化された、適
正かつ公正な成績管理に取り組んでいます。2024年度から整備
を開始。2025年度から、自動採点の活用・評価の根拠も示せ
る組織編成を準備しています。そして、教員のICTリテラシー
にも配慮して進めています。

京都国際学園
研修の一コマ

本校では、生徒が日本語・韓国語を必要とする場合は、両方の言語でテストを作
しています。帰国子女がいる場合は、ふりがなを使うように配慮しています。マークシートと従来の解答用紙のどちらを選んでも、教員が採点対象の設定に手間を感じないように、ABCZ-側で採点対象の設定を簡略化してもらいました

韓国式マークシート

私は、マークシートを使わず、従来の解答用紙をそのまま使える“スキャンPDFオーサリング”で採点対象を設定しています。採点効率というよりは、採点画面で(記述式)の解答欄を一覧に並べて、テストの振り返り、得点の評価の分類を出せることに魅力を感じています。

学校法人京都国際学園


【個別最適な採点業務の実現】

  1. 試行錯誤の1年:小さな成功の積み上げ
  2. 観点別採点の基準が設けられ成績管理委員会の編成が達成される
  3. 教員・生徒に生まれた好循環
  4. 採点業務の効率化による派生効果としての教育技術向上
Size: 1.0MB