先生、ICT支援員さん、校長先生に感想を聞きました
Answer Box Creator Z を使うメリット
Wordなど他のソフトで作ったテストやプリント、すでに使っている教材や問題集も、PDFに変換するだけでデジタルテストとして再利用できるので、コスト面でも運用面でも大きなメリットですね。
多くの教育コンテンツやICT支援などのサービスを提供している会社が開発しているだけあって、わたしたち教員に寄り添ったサポートをしてくれます。「より使いやすく。」といったわたしたち教員の声を素早く機能へ反映してくれるスピード感も魅力です。
自動採点・集計のメリット
記述式問題は一覧で画面表示できるので、生徒の解答を比較でき、中間点の配点誤りなどの採点ミスがなくなりました。また、オフラインでも採点作業ができる点や、採点を複数人で分担できる点も助かっています。
設問ごとの記述解答一覧表示と串刺し採点がとても便利です。これまでの紙のテストはパラパラとめくって比較していたので、全解答を一度に並べて表示できて確認しやすくなりました。
設問別正誤一覧や得点率分布などが自動で作成されるので、生徒のつまづきが把握でき、すぐに指導に活かせました。
ICT支援員さんの評価
設問別正答率一覧や選択肢別解答分布を生徒に配布して、この問題はなぜ間違える生徒が多いのかを生徒自身に考えさせ、振り返りをさせることによって発展的な学びにつなげていくことができています。
テストの活用以外にも、学校、授業評価などの定期的に行われている調査やアンケートの回答・集計業務の効率化対策としても有効に活用しています。
校長先生からの評価
採点業務の効率化以外の効果としては、ABCを導入することで “先生方のテスト問題作成に対する意識が変化し始めている”ことです。 これまで中間期末考査では生徒の点数のバラツキを抑える為、とにかく問題数をこなすという暗記型のテストが多かったのが〇〇市の特徴でした。 ABC導入により記述式問題の採点が容易になったことで、これまでの問題数が50~60問からここ数カ月で教科によっては10問ほど減り、“知識暗記型から活用型の記述式問題に移行”してきております。 今後の入試改革などにあわせて、実はこのあたりのことを期待していたのですが、ABC導入によりテスト問題作成の意識に徐々に変化がでてきていると感じています。